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【やはり安定?】公務員の魅力を考える。

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【やはり安定?】公務員の魅力を考える。

今後の働き方について考えるとき、まずは今の自分の状況について整理することが大切だと思います。

情報に対してだれでもアクセスが可能になった現代において、いろんな職業の現実的な部分が白日の下にされているわけですが、

実際、私の職業である公務員ってどんなんだろうというのを少し公開していきたいと思います。

まず私の現在の状況ですが、

市町村役所勤務。今年度で8年目で3部署経験しました。

公務員志望者や公務員への転職を考えている方に現職公務員が実態を教えます。

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公務員の良いところ

【毎月必ず一定の給料が支払われる】

⇒基本的に仕事で成果を上げても、上げなくても毎月条例等で決まった給料が支払われます。

ボーナスも年に2回必ず支払われます。今コロナで働き口がないなどの雇用的な問題がありますが、公務員は関係ありません

【基本的にクビがない】

⇒ここ近年は変わってきている部分もありますが、特に仕事をしなくても、解雇ということはありません。

仕事があまりにもできない人は部署の配属等で考慮されるケースもあります。

そういう方が、例えば財政課や企画課等に配属されることはないでしょう。

しかし、今は人員構造の変化で新人でもそういう課に配属も普通にあるので、そもそも部署のランクとかもあまり意味がないような気がします。

【休職などのセーフティが充実】

⇒私は利用したことはないですが、病院にいって診断書を提出すれば、簡単に休めます。

働くという点でのセーフティネットは充実しています。

余談ですが、私がこれまで配属されたすべての部署に病休になる方がいらっしゃいましたが、おかしいなと思うのが、

人が抜けるのに、管理職側で、その後の業務体制等の対策を何もしないことです。

病休になる方が悪いのではなく、その後の処理が本当にダメな管理職が多いと思います。

そのせいで、相当なしわ寄せがくることもあり、管理職の存在意義がよくわからないなーという思いを経験してきました。

【社会的信用がある】

⇒これは役所を辞めたら実感するのかもしれませんが、基本的に役所の人間というだけで、印象はいいと思います。

具体的にどういった点かというと、クレジットカードの審査や借入などですかね。

【(区分にもよるが)転勤がない】

⇒いろんな土地で働きたいという方もいらっしゃるので、良いところと断言することはできませんが、

現代においては「転勤がない」という条件が上位に上がってくることが多いので記載しました。

転勤がないことで、ライフプランが立てやすいです。また急激な環境の変化に戸惑うこともありません。

完全に一つの市町村から動かないのは、市町村役所の職員です。

ただし、自治体によって国・県への派遣等あるので、市役所職員でありながら霞が関へ出勤している方もいらっしゃいます。

県庁はその県内での異動があります。広域な都道府県だと大変かもしれません。国は言わずもがなです。

【いろいろな仕事を経験できる】

⇒役所の仕事は「ゆりかごから墓場まで」といった言葉があるように、本当に多種多様です

外部的には環境、福祉、商業、観光、広報、市民活動、都市計画、道路、交通、農業、保育、生活保護、人権等私たちの生活のありとあらゆるところが職域です。内部的には人事、財政、労務、定員、情報セキュリティなどがあります。

こうした幅広い業務に対し、3~5年のスパンで部署異動を繰り返し、仕事をしていくという感じです。

悪いと思うところ

【給料は思いのほか安い】

⇒私は今30代ですが、今年は保険料の関係で残業して手取り20万をやっと超えます。

残業が全くない場合、フラットに考えると、月22万×12か月+(ボーナス分45万×2回分)ですかね。

これで「給料が高い」といえるのでしょうか。公務員の給料体系についてここで断言すると、

高いことは絶対にないですが、遊ばなければ人並みの暮らしができる、といったレベルです。

【休みがとりやすいというわけではない】

⇒部署次第、職場次第、担当次第というところです。

同じ課内で年休消化が10日以上も離れているケースとかもザラにあります。

【残業は多い】

⇒これも部署次第、職場次第、担当次第というところです。

毎月45時間超え、80時間超え、100時間超えの部署は事実としてあります。

毎日低賃金で夜10時ぐらいまで残っている人もいます。また、同じ課内でも残業がある、ないの差があるので、一方の人は夜12時までやっているけど、もう一方の人は毎日定時上がりというのもザラです。

【仕事がラクというわけではない】

⇒いろんな職業を経験したわけではないので、その意味で信ぴょう性には欠けますが、少なくとも私が経験してきた部署において、

仕事の難易度が簡単だ、ということは無かったと思います。

後述の部署異動とも関係しますが、ある方面の制度や現況が全く分かっていない、いわば素人が仕事をやるわけですから、

タイミングによって職場は崩壊します。

人員整理か職場環境かはわかりませんが、業務内容を知っている人間が誰もおらず、とりあえず仕事を進めそして失敗をするという経験もありました。

何か問題があると、クレームが怒涛の如くきます。

役所に3日泊まったこともあります。

私の倍以上の給料をもらい、簡単な仕事を雑談しながら、進めている人の横で市民から怒鳴られたりすることもあります。

【いろいろな仕事を経験する】

⇒良い点にも書かせていただきましたが、ここでは負の面について、考えていきます。

まず、部署によってやっていることが全く異なるため、自分に全く興味がなかったり、向いてなかったりする仕事にあたることもあります。まぁ役所内の仕事はつきつめれば誰でもできるため、結局は本人次第なのですが、極端にいうと、

これまでパソコンもスマホも大して使ってこなかった人が、市の魅力発信策を何か考えろ、ホームページ等の広報部門に配属されたら、どうなるでしょうか。

最初のころは結構つらいと思います。

そして、ようやく慣れてきたと思ったら、また別の部署に異動し、また全く関係のない仕事をする、ということもあります。

また、それだけの頻度で職場がかわるということは職場内の人員構成もかなり流動的です。

そうすると、これまでの方針がコロッと変わったり、まったく引継ぎや指導がないまま、手探りで仕事を進めなければならない、といったとてつもない非効率的な構造が生み出されるわけです。

【個人の能力、実績が評価に結びついているのかが疑問】

⇒つまり、能力や実績がずば抜けていても、たいした報酬にはなりません

前述してきたように、給料体系はほぼ一緒です。頻繁に部署異動はあります。

希望は出せますが、形式的なもので叶うことはあまりありません。

その前提で考えると、能力開発や職場での実績が果たしてどういう点で自分にプラスになるかが、現況疑問です。

当然、有能な方は出世も早くなると思いますが、うーん。これも人や自治体によりますが、

とりあえず管理職までは上がりたいけど、課長や部長級までと考える方はあまりいらっしゃらないと思います。

人並に馬鹿にされない程度に上がりはしたいけど、所属長まではいいかな、といった感じ。

そういう人たちが管理職になっちゃうから、職場の環境が悪化するんだよな・・・。

あくまで、サービスの対象は住民の福祉の向上。

そういった点で公務員になった時点で自分に対してリターンを求めるという意識を持つとかなり苦しむと思います。

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