公務員

【公務員からの転職】現役公務員が考える転職の強み

  1. HOME >
  2. 公務員 >

【公務員からの転職】現役公務員が考える転職の強み

転職を考えるとき、自分の興味・関心がある業界を調べることはもちろんですが、自分が経験したことで得た強みを活かして転職先を考えることは、非常に合理的な選択です。

銀行員であれば様々な業界で活かせる金融知識。

営業マンであれば、営業を得て通じた交渉能力、コミュニケーションスキル、顧客獲得のコツ

など、様々な強みが考えられるでしょう。

一方、公務員はどうでしょうか?

前にもブログで書いていますが、公務員において、他の業界で使えるような特定のスキルを身に着けることは難しいと思います。

その役所の中で使えるスキルしか身に付きません。公⇒公についても、自治体によってその仕組みが異なったりするので、個人的には公⇒公の転職もゼロからスタートは変わらないかなーとも思います。

最近では役所内で使えるスキルが身につくかどうかも疑問を感じています。

こうした中で、公務員からの転職を考えるうえで、まず公務員にはどういった強みがあるのかということを分析する必要があります。

スポンサードサーチ

公務員の強みは、文章の作成!

私が考える転職における公務員の「強み」はズバリ、文章作成技法です。

強みといったからにはそれ相応の根拠があるかとは思いますが、私がなぜ公務員の強みとして文章作成技法を考えるのかを以下にまとめます。

公務員はやたらと文章を作成する

公務員はいまだ紙ベースによる管理が一般的で自治体にもよりますが、一部電子決裁が導入されているものの、一度紙で打ち出した決裁文書にて上司の決裁をもらった後に、再度電子決裁システム上にて決裁をもらうというわけわからんこと仕組みになっています。

電子決裁におけるメリットとしては、紙決裁の手間が省ける紙の無駄遣いが減る等ありますが、結局電子決裁をとる前提条件として、紙で打ち出した決裁文書が必要ということは、その分無駄な作業が増えただけで、意味がないのでは?と思います。

これが役所の現状です。

やたら公務員は文書を作ります。

こんなことでわざわざワード立ち上げてかしこまって作る必要ないだろう、と思うようなことも文書化し、当たり前のように決裁を上げます。

庁内で何かを借用したりするとき、相手から了解を得るための依頼文をわざわざ作り、「~別添の〇〇号様式のとおり△△を借用したく存じます」的な形でまとめます。

こういう経緯もあるように、質の良い・悪いはともかくとして、大量の文章を作成します。

文章作成にはなりよりも量をこなす必要があるから、そういった意味で公務員の強みになると思います。

ルールが厳しい文章を常に作成している。

公務員が扱う文書は公文書という扱いになりますが、その性格いえ、文書の作成上でも細かい決まりがあります。

上の行は何マス分あけて、〇〇といった文言で締めなければならない

・文章上のここの部分は句読点は付け、こっちの部分には句読点を付けない。

・〇〇の部分は全角であの部分は半角を用いる

・段落ごとに使用する数字や表現が規定上定まっている

などなど

下手をすると、一つの簡単な文章を作成するだけ午前中終わってしまいます。私もこの公文書作成については、苦慮していて、よく直しも受けます。これはすべての公務員が通る道です。

こうした厳しい決まりがあるのは、扱う文書がただの文書ではなく、どんな文書でも公文書に当たるからです。

公文書は情報開示請求の対象にもなります。

何か問題があったとき、その事業において、決定をした起案文書、相手先とのヒアリング内容の議事録、報告書など色んなものが対象となります。

最近は国会でも話題になりますが、そんな文書を適当な作り方で保管しておくわけにはなりません。文章の書き方の決まりに則った、しっかりした文章を公務員は常に残さなければなりません

こうした規定上決まりきった文書を何件も作成していくうちに、力はついたような気がします。

文書の基本的な形や、あまり人が注意をはらわないような言葉遣いの誤りなど私もよく気づいたりします。

こういった能力はほかの業種と比べると公務員は一つ頭出ているのではないでしょうか。

こうした文書を日常的に目に触れている事務職公務員にとって文書を作成することがあまり苦ではない、ということもあります。

部署にもよりますが、日常的に形式ばった文書を書いているので、文書を書くコツや、能動的に文書を書くことに抵抗がない方もいらっしゃると思います。

残念ながら、役所の文書は形式ばった、面白くもない文書なので、どんどん引き込まれたりして先が気になるような文章を書くためにはやはりある程度の訓練は必要です。

ただ、こういった訓練に対しても割と抵抗なく取り掛かれるのも公務員経験者の一つの強みかもしれません。

公務員におすすめの転職先は?

文章の作成に神経を使う必要のある公務員は必然的にライティング能力が上がります。

もともとそういう力がない方でも、自然に身につくようになります。

こういった強みのある公務員には例えばライターブロガーなど「文章により何かを表現する仕事」へのスタートに関しては、ほかの業界にいる方と差別化が図れるのではないでしょうか。

公務員からの転身でWebライターになる方は多いと聞きます。

普段より文章を作成している業務を行っているので、そういった転職先へのハードルはあまり高くないのかもしれません。

ふと考えると、今の時代、ツールとして誰でも使うことのできるSNSは基本的には顔の見えない相手に文章を用いて発信するものが多いです。

こういう環境では視点を変えると公務員でも辛抱強くライティングスキルを磨いていけば、成功できる環境は整っているのではないでしょうか。

-公務員

© 2021 公務員試験に受かる! Powered by AFFINGER5