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【異動経験のない公務員向け】公務員の人事異動について

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【異動経験のない公務員向け】公務員の人事異動について



「公務員の部署異動はまるで転職」

といった言葉で表されるように、公務員における部署の異動は、全く異なる業務を行うという可能性に満ち溢れています。

異動を良いものと捉えるか悪いもの捉えるかは、異動先の仕事が自分に合っているか否かで大きく異なってくると思いますが、

公務員として働きたいと考えているかたや、入庁してまだ年数の浅い新人公務員などまだ異動経験をしたことのない職員にとっては

「異動ってどんなものなんだろう?」と気になる方も多いと思います。

そこで今回は、役所生活につきものの人事異動について、

  • 将来公務員として働きたい!

  • 異動経験がまだない若手公務員

といった方々向けに公務員生活における人事異動について簡単にご紹介いたします。

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役所生活における部署異動の入門

新人が配属される部署は枠が決まっている

公務員になると最初はどんな部署に配属されるのだろう?とワクワクと不安が混じりますよね。

結論としては、新人が配属される部署は毎年ほぼ決まっています。

逆に考えると、絶対に新人が配属されない部署もあるということです。

自分の経験からいうと代表的な部署は企画部門ですね。外部、内部問わず調整ごとが多いので新人が配属されることはまずないでしょう。

しかし、最近では職員の人員構造の変化で、これまで新人が配属されたことがないような部署へも平気で配属されることはあるようです。

新人からいきなり財政課行政改革部門に配属されることもありますが、個人的には「ちょっと・・」と感じますね。

必ず配属される部署は税部門、福祉部門

この二つは鉄板です。新人が配属されないことはありません。

これらの部署は課にもよりますが、大体が大所帯の部署です。

役所によっては課員が数十人規模で構成されています。ですので、新人が複数安心して配属されるというわけです。

他には、毎年発行される職員名簿を見れば、ほぼ毎年固定で新人が配属されている部署があると思います。

そういった部署は、その新人が何か問題を起こすか、精神的不調で休職や退職しない限り毎年固定で新人が配属されます。

部署異動は3年ごと ほぼ例外はなし

新人が1つ目の部署から2つ目の部署へ異動をするスパンはほぼ3年です。

もちろん2年、4年で異動することもありますが、体感としては6〜7割が3年で異動します。

5年までいるのはレア、6年とかになると何か特定の事由があるでしょう。

なので、どうしても今いる部署が耐えられないという方は3年待ってみましょう。次の部署が安泰とは限りませんが。

新人で1年で異動する場合は、大なり小なり何か問題がある特殊なケースに限られます。

よほど優秀か何かトラブルがあったか・・・ほとんどは後者です。

大体のケースは途中でメンタルをやられた、壊滅的に業務に合わないなどです。

私の経験では、入ってすぐの6月に適応障害で他部署に異動した人がいました。

なお、こういうケースでは全庁に公にはされないので、職員名簿には旧課に名前はあるものの、実際には別の課で仕事をしていることがあります。

1年目で異動したい場合

どうしても1年で異動したいという場合は、所属長に直接その旨を伝えましょう。

大体引き止められますが、本当にどうしてもということであれば、頑張れば異動させてもらえます。

しかし注意していただきたいのは、異動先はほぼ閑職休職明け職員のリハビリステーション的な部署がほとんどです。

また、異動先でも「新人で1年で異動した」ということで、何かと話題になると思います。

組織で働くとはそういうものです。ある程度覚悟はしましょう。

人事異動=ガチャ

ほとんどの役所では希望部署を伝えることできる「自己申告制度」を活用しています。

頻度は「1年に1回」や「特定の年数に達した場合のみ」など、

提出先は「人事課へ直接」あるいは「所属長へ」といったように、

役所によって制度内容もバラバラですが、とりあえず自分の希望部署を伝える制度はあるにはあります。

ただし、残念なことに自分の希望が通る可能性はほぼゼロです。

かくいう私もほぼ毎年希望する部署を3つずつ提出していましたが、今のところ一度も希望に叶ったことはありません。

そもそも人事の決め方として、

①部長や課長など上のクラスをまず固め、

②結婚や親族、特定の部署での仕事ができない人など、必ず人事配置上考慮をしなければならない人たちを動かし、

③さらに係長クラスを決め、

最後の最後に担当の中の担当職員の人事配置をします。

自分が希望する部署へ配属されることがいかに難しいかということがわかりましたね?

大体の職員が3年程度で異動をするわけですから、例えば自分が3年目だとして、

「そろそろ異動だろうから、都市計画部門に希望を出そう!」

と希望を出しても、

そもそも異動先に自分と同じクラスの職員で、3年程度の異動適齢期の職員がいない限り異動することはできません。

簡単に書きましたが、それ以外にも異動の要件はありますので、

自分の実力とは関係がないところで相当な運要素が求められるわけです。

これで分かったように人事異動=ガチャです。

「次の部署はあそこだろうなー」

と期待をするのは、百害あって一理なしです。

全く希望と異なる部署に配属されて、落差のあまりメンタルをやられることもありますので絶対にやめましょう。

まとめ

今回ご紹介した「異動」については入門です。

人事異動はもっと複雑で知りたくもないような事柄が絡み合って出来上がるものです。

基本的に公務員は色々な部署を回り、満遍なくこなすゼネラリストとして育成方針がなされています。

どんな部署に異動となっても、その組織でやっていける適応性が公務員に求められるスキルかもしれません。

部署異動に一喜一憂せず、異動した先でひたむきに仕事をこなすことが求められるのです。

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