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【面接対策】民間でなく、なぜ公務員か?への説明

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【面接対策】民間でなく、なぜ公務員か?への説明



公務員試験の面接対策で聞かれる質問の一つに、

「なぜ民間企業ではなく、公務員を志望するのか」

といったものがあります。

この質問に対しては、

  • 民間企業のありかた
  • 公務員のありかた

をしっかり把握して、「公務員のありかたが、自分にとっては良いと考えたから志望した」

と、論理的に説明する必要があります。

基本的な面接の対策としては、この記事で紹介している「PREP(プレップ)」法が非常に使えます。

しかし、「なぜ民間企業でなく、公務員なのか」という問いに対しては、

社会人経験がなく、公務員一本に絞って就活をしている新卒の学生は、

そもそも社会で働いた経験がないから、対策に非常に苦労するでしょう。

そんな悩みを解決するために、民間企業の活動方針と公務員のありかたを比較し、

私の経験も交えながら

「なぜ民間企業ではなく、公務員を志望するのか」

という質問への対策を考えていきたいと思います。



ブログの最後に私が面接時に話したテンプレも載せておきますので、

面接対策に時間を割けられない受験生は、是非参考にしてください。

【この記事で分かること】

  • 民間企業と公務員の理念の違い
  • 面接で「なぜ民間企業でなく公務員を志望したのか」という質問に答えれます。

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民間企業と公務員の違いとは?

民間企業は「利益追求」を考える

公務員と民間企業の最も大きな違いが、そのサービスの対象です。

民間企業であれば、まず第一に企業の利益を考えてサービスの企画・運営を行います。

例えば不動産投資業界でいえば、

  • その顧客のターゲット層は安定して財産を持っている富裕層で・・・・
  • 年齢はそろそろ老後の資金繰りを考え始める50代前半で・・・・

といった形でサービスを売る対象を絞りに絞ります。

ここのマーケティングがうまくいかないと、売り上げにつながりません。

今のは少し極端な例でしたが、民間の本質は「利益追求」にありますので、

利益にならない部分にいくら力を入れても、お金にならない以上は意味がありません。利益がでるところにお金も人もかけます。

利益追求を前提に各年度の事業計画を作成しますし、

資金繰もそれを念頭に伸びがない分野の社員や部門も人員が削減されたり、

その部門自体が解体されることも多いです。

企業活動によって様々ですが、基本的には民間は利益追求を理念とし、

そのためにサービスの対象は狭くなるという傾向があります。

公務員は「全体の奉仕者」=国や地域全体の福祉の向上を考えることが仕事

一方、公務員は利益活動しません。というか、できません。

では公務員の活動の理念、本質とはいったい何なのか。その答えは実は日本国憲法に示されています。

憲法15条にて「全体の奉仕者」という表記があります。

この条文を根拠として、特定の人々へのサービスの提供ではなく、

子供からお年寄りまですべての属性に対する仕事を基本的に行うこととなります。

※新入職員への最初の研修とかでこういう話を偉い人から聞かされます。



この「全体の奉仕者」って具体的にはどういうことを指すのでしょうか?



例えば、ここ10年でスマホを持つ人が増えました。

インターネットを使うことが誰でも当たり前の時代です。

これから役所へ入るだろう受験生の中でスマホを持っていない、ネットを使えないといった方はいないと思います。

現代では生活がネット前提であったりもするので、

現代人でネットが使えないというのは、生きていく上でほぼ致命的です。

しかし役所の対象とする範囲の中には、

私たちが「当然」と考えているようなサービスを享受できない方もたくさんいらっしゃいます。

  • 高齢者でスマホがない、ネットの使い方が分からない
  • 生活困窮者で通信費が払えない、銀行口座を持っていない・・・

そういった方に対して「今はネット使えて当たり前ですから」といった調子で対応をすることは「全体の奉仕者」である公務員はできません。


実務の面から考えてみましょう。

実際、私の仕事の中でも、イベントや行政からの連絡を周知する際、

何か不明な点があればホームページを見れば解決することであるのに、

ネットが使えないから、電話で説明しろ、FAXで送信しろ

こういった問い合わせは必ずといっていいほど受けます。

日常的にネットを使って調べものをしたりしている方々はあまり想像できないと思いますが、

役所の普段の仕事で接する方々でこういった方は非常に多いです。

今では超高齢化社会で3,4人に1人が65歳以上のお年寄りです。

お年寄りのすべてが、私たちが「当たり前」と考えていることができるわけではありません。

  • ネットを使えない人には、紙媒体でのやり取りで行政からの連絡をする
  • 口座を持っていない方のために、現金化して直接渡す

このような「アナログ」な方法でもサービスが提供できるように工夫します。

このように、



すべての住民が漏れなく行政サービスを享受できるような仕組みを一生懸命考えていく



これが公務員のお仕事の本質です。

役所で「IT化」が中々進まないのは、役所が対象とする方全てがITに対応できるというわけではない

という部分も少なからずあるような気がします。



このように公務員の仕事として、

その行政サービスが行き届く、全ての方の様々な属性を考える必要があるのです。



民間と公務員の相違点を認識し、面接対策を考えましょう。

少し記憶があいまいですが、私が面接で「民間ではなく、公務員を志望する理由は?」の問いについては、

以下のようなニュアンスで答えていました。

「公務員は、国(あるいはその地域)全体の住民に対し、公共的な仕事ができるという点で業務のスケールも広く、そのやりがいも大きい。一部の人だけでなく、多種多様な人たちとの交流を通じて自己成長ができる環境だと感じた。」

上記のような型はあくまで典型的なテンプレですが、基本的には、こういった説明がベースになると思います。

この種類の質問は、これだけで合否が決まってしまうというものではないので、

面接官が疑義を感じるような説明でなく、無難な説明で終わらせた方が試験という点ではよろしいかと思います。

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